春の嵐と歌声

昨日の強風が嘘のように、今日は穏やかに晴れた一日だった。

空が青い。

今日は遠方から来ていただいている先生による歌のレッスン、二日目。

私はその取りまとめを担っているのだが、今日の受講生は四人。シューマン、パノフカとドニゼッティ、モーツァルト、そしてコンコーネ15番——それぞれが異なる目的を持って、それぞれの音楽に向き合っていた。昨日も別の受講生たちが、木下牧子、プッチーニ、モーツァルト、ドニゼッティの作品でレッスンを受けていたが、一人ひとりが選ぶ曲はまったく違う。

自分がレッスンを受けるのはもちろん楽しい。でも、他の人のレッスンを聴くのも、実はとても豊かな時間だ。今日はすごくいい、とか、いつもと違うかな、とか、エネルギーに溢れている、など——声を通して、いろいろなことが伝わってくる。

上手い下手、そういうことではなくて、そこに「いのち」がある。そのいのちの上に音楽がのっかっていて、私はただただ、それが嬉しくなる。

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